籠の中のジョニー

若輩者のプロフィールのような文章

本を読む話

本を読むのは好きだが本好きほど本を読んでいない。

そもそも集中力がない為いっきに読み終えることは稀である。立ち読みして半分もいかないで他の本を読み疲れたら帰るのを何度かしたことがある程度の本の好きさである。

 

基本小説は読まない。いつからだか小説に対して一生読まなくてもいいさえ思えるようになった。フィクションではなくてリアルの情報かつその人の心情が現れるような本を好んで立ち読みする。基本ミーハーだから時代の先端をいくインフルエンサーが書いたものとかに目がいく。それが有益な情報だと思い込んでいる。

 

活字を読むのは多分苦手だと思う。昔から本を読み終わるスピードが遅かったと思うし、それが嫌で本自体から遠ざかった時期もあった。実際大学時代の前半は一冊足りとも読み終えていないと思う。

 

本を読むきっかけになったものとしては、大学のゼミのような気がする。当時ドラッカーに関する本を読み込んでレジュメを作成していたことが楽しくてその根元が本からのインプットによるものだとわかった。どれだけその本の中での自分に響く文章を見つけられるかが本を読む上での一つのテーマだったし、響かないだろうと思う本は最初の10ページまでですぐ嫌になりやめてしまう。

 

知識が武器になるときはいつかくると思って本からの情報を溜め込んでいるが、一向にアウトプットができてない。アウトプットできてないことはインプットが無駄になる為1番勿体無いことをしているとはわかっているけれど、本から情報を仕入れることでの安心感を求めて本を読んでいるだけに近いので当分はそれが続くんだろうなと思う。