籠の中のジョニー

若輩者のプロフィールのような文章

おやすみの話

昨今のコロナウイルス感染拡大の影響で仕事がなく、暇な毎日を過ごしている。

イベント業界で働いているため、現場はほとんどキャンセルになり会社としては損害はあるとは思うが、正社員での雇用なため収入への影響はなくタダ飯を食わしてもらっている状態にある。

 

しかしこの状態をラッキーだと思ってしまうくらい自分の志の低さが出てくる。

もともと2ヶ月近くしごとをしていなかった身としては、こんなにも怠惰した生活を好んでいたのかと思うくらい、この休みを満喫している。

 

世間の間ではどう捉えているのであろうか?

私と同じ境遇の人はそこそこいるだろうとは思うが、今後の人生の為スキルアップに使う時間として最適だと思う人や、学生の時の休みのように旅行や趣味などやりたいことを存分にやり英気を養う時間に使う人もいるだろう。私はそのどちらも当てはまらない。

 

休みが終えた後の何かに怯え、やりたいこともできず、人に自信を持ってしていたことを話すこともない時間にしている。

コロナウイルスへの感染に気をつけるくらいしかできていない。休んでいるのに日々満足度は下がっていくばかりで不安が募っていく。

社会人とは日々選択の連続で、それを参考にする人の境遇が限りなく近かった学生時代とは選択の難易度が違ってくると思う。そしていつも楽な方に、又は沈黙で返してしまうのがお決まりだ。

 

最善の策を面倒くささや失敗に対する恥ずかしさによって行動が遅れ好機を逃す。考えすぎる私のお決まりのパターン。

考えがまとまらないのがわかっているのに考えてしまうのは有り余る時間のせいで、長い休みのせいである。

 

不安な日々を脱却するためにもこの状況が早く回復することを祈る。